CFP 波多間 純子さんの講演を聞いて
先週の金曜日に波多間純子さんの講演を聞きに行きました。
波多間さんは、25年前からFPとして活躍されており、今では株式会社ライフアンドマネークリニックの副社長をされています。今までに約4000件超の家計相談を行っており、講演会では多くの事例を紹介され、子育て世代の家計と、お金の考え方をお話してくれました。
講演会では、家計のチェックや生活費、教育費、住宅費の考え方などを笑いも含めてお話していただき、とても参考になりました。
今回、私はどちらかと言うと、家計見直しという視点ではなく、「FPってどんな活動をしているのか?」ということから参加を決めたのですが、講演会後に波多間さんと個人的にも話す機会を設けることができ、今後の活動の励みにもなりました。
今回の講演会と波多間さんとの会話から心から思ったのは、家計を見直すには、まずは「人生の価値観」を作るということだということです。スティーブン・R・コヴィーの7つの習慣でも出てきますが、まずは価値観の成就を行い、それにもとづいて生活をするということの大切さを改めて感じます。
多い・少ないはあれど、お金も時間も有限である中、どれだけ満足してそれらを使うかは、結局は各々の価値観をどれだけ達成できたか?ということ。お金を使うのに罪悪感を持つのは、結局はその価値観に基づいた使い方をしていない、もしくは価値観を確立できていないといことだと思います。
私自身、FPの勉強をしながらうすうす感じていた前述のことを講演会後の波多間さんにぶつけました。そして、私が目指すのは「『家計再生』を第一義にするFPではなく、『家を経営する』という感覚を身に付けた人を作る。その1つとして家計があると考えています」ということをお伝えしたら、波多間さんは大きくうなずき、とても共感していただけました。
今、私たちは、昭和時代に作られた価値観を大きく見なおす時期に来ています。ワークライフバランスが声高に叫ばれているのも、このような時代背景があるからに他ならないからだと考えています。
FPを取得(合格発表まだだけど)してから、何から始めようかまよっていた私に、少しだけ光が見えてきました。まずは確固たる知識をみにつけるため、CFPを目指し、それと並行して、多くの共感を呼べるような活動をしていきたいと改めて感じた1日でした。
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