ふるさと納税
今年の1月から確定申告条件の緩和、税金の減額幅増加が行われ、使いやすさが増した「ふるさと納税」ですが、私も遅まきながらやってみました。 私は「ふるさとチョイス」というサイトで、寄付する地方自治体を選びました。 ふるさと納税は、 縁もゆかりもない地方自治体に寄付することができる ので、正直、「返礼品」狙いで決めることができますので、 遊び感覚で楽しめます! ただし、注意すべき点は、 1.確定申告がいらないのは 5箇所まで 。6箇所以上の自治体に寄付すると確定申告が必要。 2.寄付=確定申告不要ではなく、あくまで「確定申告をしない」という旨の書面(寄付した自治体から郵送されてくる)を、寄付した自治体に送ることが必要 3.オトクとはいえ、 2000円程度は自己負担が必要 。 4.税金が現金で返ってくるのは所得税のみで、 住民税は翌年の住民税から差し引かれる 。また、 所得税は住宅ローン控除など、既に税控除がされていると全く控除されない可能性がある 。 ということです。 私の場合、住宅ローン控除を受けているので、所得税に関しては控除0円でした。ただ、住民税は適用されるので、来年の住民税の1ヶ月程度が減税されることになります。 具体的には… a. 寄付額:20,000円 b. 所得税減額:0円(住宅ローン控除がない場合、1,800円) b. 住民税減額:16,200円 なので、3,800円損しているように見えます。 しかし、私は返礼品をしっかりと要求しています。 今回は、以下の写真の品(米10kg、味噌・醤油など)を自治体からもらっています。 市場価格では c. 米 10kg 約3,000円 d. 醤油・味噌など 約3,000円 なので、6,000円(c+d) - 3,800円 = 2,200円ほど、得している ことになりますね。 返礼品の価値は、人により様々ですし、何をもらうかにもよるので、一概には言えませんが、お得感はあると思います。 また、ふるさと納税は寄付金の使い道を 「文化振興」や「教育」などと 指定できるので、自分が関心のある分野を選択することもできます。 そして何より、「納税」という行為に積極的に関われることが、最も大切なポイントだと思います。税金の仕組みを知るのは、決して割ることではないので、