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OUTPUT大全

樺沢紫苑著「OUTPUT大全」読了。 人間の脳はインプットした情報は2〜4週間くらいしか海馬に保存されないが、アウトプットすることで長期保存される仕組みになっているようだ。 本著には「話す」から始まり「書く」「行動する」という3つのパターンでアウトプット方式がまとめられている。どこからでも読めることと、見開き2ページ単位で構成されているため、短時間で読み切れる。私は「行動する」から読んで感動し、一気に読破。 最も印象に残ったのが「まとめる」こと。私の上司に驚異的に仕事ができる人がいるが、 その上司は10年以上前から業務日誌を付けている (ちなみに誰にも見せないために日報ではなく日誌らしい)。日々の打ち合わせを要約し、自分なりに理解し、わからない箇所は調べて勉強して解釈する。上司の発言はブレがないし、一貫している。前々からすごいと思っていが、本著でその原因が分かった気がする。 私は仲間の活動をパワポにまとめて経営層へのプレゼン資料を作る仕事が多い。活動を知っていることは大前提で、それのポイントや経営層へのメッセージなどをスライド1枚でまとめることは至難の技だ。だが、 書き上げたあとは、活動メンバーの誰よりもその案件についてポイントを抑えて理解している (詳細は活動メンバーの方が詳しいが…)。これもアウトプットの効力だろう。 アウトプットこそ、仕事のすべて。 是非、一読願いたい。