老後に必要な資金を貯める① 〜そもそも老後は、いくらいるの?〜
前回のブログで、老後に必要な資金を計算したことをお伝えしました。
私は今36歳ですが、「もう老後?」と思われる同年代の方も多いはず。ただ、老後資金はなるべく早めに準備することにこしたことはありません。ただ、この世代は教育・住宅という、人生3大資金の2つ一度に抱える世代なので、なかなか老後のことまで気がまわらないと思います。かくいう私も2児の父親であり、数千万の住宅ローンを抱えています(笑)
そんな状況ですが「可能な限り将来を見通して、今できる範囲で準備をすることが、安心に繋がる」ので、今から少しでも老後を想像してみましょう。
さて、「老後とはいつを指すのか?」という疑問ですが、これには色々定義があるかと思いますが、資金計画を練る上では「退職後」と定義します。「60歳で老後かよ」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、あくまで「資金計画を練る上で」の話なので、ご容赦ください…。
それでは、資金計算に移ります。
以下の手順で行っていきます。
①毎月の生活費を計算しよう。
いきなり難しいことを…と思われるかもしれませんが、最も大切な工程です。食費、水道光熱費、保険料…など細かく積み上げていければ最も良いですが、難しい場合は、以下の方法で簡略化してもよいです。
・独身の場合:今の生活費をそのまま。
・子どもがいない共働き夫婦の場合:今の生活費から7割で。(※1)
・子どもが小学生〜大学生の場合:今の生活費から7割で。(※2)
・子どもが小学生より下の場合、もしくはいない場合:今の生活費をそのまま。
※1 共働きの場合、今の生活費から7割程度に下げる努力が必要。
※2 一般的には、子どもが独立すると生活費は7割程度に下がると言われています。
私は、地道に積み上げを行いました。その結果、32万円が毎月の生活費になりました。(ちなみに、私は上記のパターンでいうと4つ目に該当しますが、今の生活費も32万程度だったので、上記の簡略化された計算方法でもあながち間違いではないかと思います。)
②いつまで生きるか想像しよう。
さらに難しい質問です。神のみぞしる寿命です。これは平均寿命を取るしかありませんね。
厚生労働省によると、平成25年における平均寿命は、男性で80歳、女性で86歳です。年々上がっている平均寿命ですので、私たちがこの年齢に達するときには、さらに上がっている可能性がありますが、今はこの平均寿命で計算します。
私は男なので、80歳が寿命です。
③退職年齢を調べよう。
これは簡単ですね。会社勤めの人は会社の定年時期を、自営業の人はリタイヤする年齢を決めましょう。私は、会社に勤めていますので、今の制度では60歳が退職です。ただ、まだ働けると思うのと、昨今の状況だと、65歳まで定年が上がるのは確実な状況なので、65歳まで働くと定義しました。
③老後の必要資金を計算しよう。
①で毎月32万円必要だと分かりました。また、②で寿命と③で定年を決めました。(寿命は決まったら嫌ですけど)
これだけ材料が揃えば、老後の必要資金は計算できますね。
<計算式>
①の生活費 ☓ 12ヶ月 ☓(②の寿命 ー ③の定年)= 老後に必要な資金
<具体例>
32万 ☓ 12 ☓ (80 ー 65)= 5760万
なんと!老後に必要な資金は、5760万もすることが分かりました…。
あまりに膨大なお金のため、めまいがしました…。
でも、これは現実。
これから、どのようにこのお金を工面するかを検討しなければなりません。
次回、この5760万をどうやって65歳までに作るかを考えたいと思います。
私は今36歳ですが、「もう老後?」と思われる同年代の方も多いはず。ただ、老後資金はなるべく早めに準備することにこしたことはありません。ただ、この世代は教育・住宅という、人生3大資金の2つ一度に抱える世代なので、なかなか老後のことまで気がまわらないと思います。かくいう私も2児の父親であり、数千万の住宅ローンを抱えています(笑)
そんな状況ですが「可能な限り将来を見通して、今できる範囲で準備をすることが、安心に繋がる」ので、今から少しでも老後を想像してみましょう。
さて、「老後とはいつを指すのか?」という疑問ですが、これには色々定義があるかと思いますが、資金計画を練る上では「退職後」と定義します。「60歳で老後かよ」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、あくまで「資金計画を練る上で」の話なので、ご容赦ください…。
それでは、資金計算に移ります。
以下の手順で行っていきます。
①毎月の生活費を計算しよう。
いきなり難しいことを…と思われるかもしれませんが、最も大切な工程です。食費、水道光熱費、保険料…など細かく積み上げていければ最も良いですが、難しい場合は、以下の方法で簡略化してもよいです。
・独身の場合:今の生活費をそのまま。
・子どもがいない共働き夫婦の場合:今の生活費から7割で。(※1)
・子どもが小学生〜大学生の場合:今の生活費から7割で。(※2)
・子どもが小学生より下の場合、もしくはいない場合:今の生活費をそのまま。
※1 共働きの場合、今の生活費から7割程度に下げる努力が必要。
※2 一般的には、子どもが独立すると生活費は7割程度に下がると言われています。
私は、地道に積み上げを行いました。その結果、32万円が毎月の生活費になりました。(ちなみに、私は上記のパターンでいうと4つ目に該当しますが、今の生活費も32万程度だったので、上記の簡略化された計算方法でもあながち間違いではないかと思います。)
②いつまで生きるか想像しよう。
さらに難しい質問です。神のみぞしる寿命です。これは平均寿命を取るしかありませんね。
厚生労働省によると、平成25年における平均寿命は、男性で80歳、女性で86歳です。年々上がっている平均寿命ですので、私たちがこの年齢に達するときには、さらに上がっている可能性がありますが、今はこの平均寿命で計算します。
私は男なので、80歳が寿命です。
③退職年齢を調べよう。
これは簡単ですね。会社勤めの人は会社の定年時期を、自営業の人はリタイヤする年齢を決めましょう。私は、会社に勤めていますので、今の制度では60歳が退職です。ただ、まだ働けると思うのと、昨今の状況だと、65歳まで定年が上がるのは確実な状況なので、65歳まで働くと定義しました。
③老後の必要資金を計算しよう。
①で毎月32万円必要だと分かりました。また、②で寿命と③で定年を決めました。(寿命は決まったら嫌ですけど)
これだけ材料が揃えば、老後の必要資金は計算できますね。
<計算式>
①の生活費 ☓ 12ヶ月 ☓(②の寿命 ー ③の定年)= 老後に必要な資金
<具体例>
32万 ☓ 12 ☓ (80 ー 65)= 5760万
なんと!老後に必要な資金は、5760万もすることが分かりました…。
あまりに膨大なお金のため、めまいがしました…。
でも、これは現実。
これから、どのようにこのお金を工面するかを検討しなければなりません。
次回、この5760万をどうやって65歳までに作るかを考えたいと思います。
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