個人金融資産が1800兆円を超える

日本銀行が2017年3月17日に発表した資金循環統計(速報)によれば、2016年10〜12月の家計の金融資産残高は1800兆円に達しました。
内訳をみると

残高(兆円) 構成比(%)
金融資産計 1,800 100
現金・預金 937 52.0
債務証券 25 1.4
投資信託 94 5.4
株式等 167 9.3
年金・定形保証 154 8.6
保険 370 20.6
その他 51 2.8
(日本銀行 資金循環統計(速報)  筆者加筆)

となっており、現金・預金の伸び率が最も多く、ついで保険となりました。

これを見る限り、投資への動きはまだ鈍いと言えます。

また保険の比率が20%も占めていることも着目すべき観点です。
日本の文化として「必ず入っておくべきもの」という固定概念が強く、その要・不要はあまり検討されていない場合が多いです。
本当に必要な保険は、そんなに多くありません。それよりも自分で管理できる資産(現金・預金、株、投信、債券など)を多く持つべきです。

これについては、いずれまた詳しくご説明いたします。

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